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クロスフェード(就労支援)

働くまでのステップにもさまざまな選択肢を

働くまでの多様化

コロナウイルスも大きなきっかけとなり、働き方にも「リモートワーク」や「時差出勤」「フレックス」「WEB会議」など働き方の見直しが進んでおります。これまでは会議1つにしても対面式で行うのが通常でありましたが、今では場所を問わずにWEB会議もできる時代になってきています。

そこで今回ご紹介させていただきたいところが「働くまでのステップにも多様化」になってきています。

当院のクロスフェード(就労準備支援)をご利用されている方でも働くまでのステップは一人ひとり異なり、ご自身にあった就労準備や支援機関を活用することが重要になってきています。

HW

ケース①:ハローワークとの連携による就労準備

ハローワークとの連携による就労準備です。当院をご利用いただいている方でも、クロスフェードから就職される方もいらっしゃいます。必要に応じてハローワークの窓口の方とも連携を図りながら、体調面の確認、適正や条件面の個別面談、書類作成、面接準備などサポートしています。

医療 ⇔ 本人 ⇔ ハローワーク(必要に応じて:医療 ⇔ ハローワーク)

ハローワークにいって求人検索をして・・・ということではなく、まずは求人票を探す前の条件面(通勤できる範囲、給与面、希望職種、福利厚生面等)を整理したうえで進めていきます。

モデル事業

ケース②:モデル事業による就労準備出典:千葉労働局プレスリリース)

医療機関の就労支援プログラムを利用し、就職を希望する障害者一人ひとりに対して医療機関とハローワークの担当者が中心となって就労支援チームを結成し、就職から職場定着まで一貫した支援を実施します。

ハローワーク松戸では統括職業指導官や精神障害者雇用トータルサポーターが担当します。

①職業相談・紹介、キャリアコンサルティング、就職ガイダンス(履歴書の書き方等)、職業訓練のあっせん等

②職場実習等の機会の積極的な提供

③医療機関とハローワークの担当者によるケース会議の開催

④就職後の職場定着に向けたフォローアップ

就労移行併用

ケース③:「クロスフェード」と「就労移行支援事業所」を併用利用しながらの就労準備

「クロスフェード」と「就労移行支援事業所」を併用利用しながら就職準備をされる方もいらっしゃいます。

クロスフェードにて体調面や自己理解といった働くうえでの土台部分を整えたうえで、徐々に就労移行支援事業所の利用へ移行していきながら就職へ向けた準備をしていきます。クロスフェードからの環境変化への適応もみていきながら、ビジネスマナーや職場実習を経て、就職を目指す流れとなります。

一人ひとりに合った「働くまでのステップ」の活用を

クロスフェードをご利用されている方でも、働くまでステップは一人ひとりに合わせて相談して決めていきます。

先日はクロスフェードから5名の方が就職されましたが、クロスフェードから就職された方が3名、就労移行支援事業所を併用利用して就職された方が2名となりました。

働き方だけでなく「働くまでのステップにもさまざまな選択肢」があります。

一人で悩まずにまずは医師やリハビリスタッフまでご相談ください。

クロスフェードが「働く」を支える一端となれればと考えております。


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