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クロスフェード(就労支援)

就労を目指す方向けのリハビリ「クロスフェード」ってどんなところ?

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■「働く」「就労」と聞くとハードルが高く感じてしまう理由とは


ハードルが高く感じてしまう理由の一つに「自分には難しいのでは...?」とご自身で決めてしまっていることはありませんか?


お話を伺っている中では

「働きたいけど、自分に出来るのかな...」

「働きたいと思っているけど、何から始めて良いかもわからないし...」

「前は働いていたこともあったけど、ブランクもあるし...」

「仕事中に体調が悪くなったらどうしよう...」

などと働きたい気持ちはあるけれど、一歩踏み出すまでのハードルが高くなっていることが考えられます。


もちろん一人ひとり理由は異なりますが、ヒトは防衛本能の機能が備わっているため、「失敗したらどうしよう」という気持ちが特にハードルを上げてしまっているものと思われます。

■「失敗」ではなく「チャレンジ=学び」と捉える場所が「クロスフェード」


クロスフェードの合言葉の1つに「まずはやってみる」という言葉があります。


仕事に限らずスポーツでも勉強でも、どの分野においても、誰しも最初から上手くいくことはありません。

回数を重ねていく中で、気付きがあったり工夫があったりして成長していくものです。


上段で解説させていただいたように「失敗したらどうしよう...」というご相談もよく伺いますが、そこには同じ悩みを持った仲間がおりますので安心です。

クロスフェードでは働く前の準備段階ですので、そこでいかにチャンレンジして失敗=学びができるか?と捉えています。

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■自分自身を知る、相手を知る、仲間と共有する


クロスフェードのプログラム1つに「自分自身のことを振り返る」取り組みをしています。

一例ですが、

生活歴・・・出生から今日までどんな生活はどのような生活をしてきたか?

学校・・・・どんな学校生活を過ごしてきていたか?

病歴・・・・いつ頃からなのか?不安を感じるときはどんなときか?等々


ご自身のことを聞かれたときにパッと出てこなくて「どうだったかな...?」なんてこともあるかと思います。

自分のことでも、意外と理解できていないことも多いです。

プログラムを通じていく中で「考え方のクセ」「ストレスを感じる時の傾向」「体調を崩しやすいときのサイン」が見えてきます。

これまで「なんとなく...」で考えていたものが、→傾向や思考のクセがわかる →傾向と対策へ繋がる 一見単純にも感じることでも、とても大切なことですね。

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■働くためには土台作りがキーポイント


働くために重要なことは「働く上での土台」がしっかりしているか?ということです。


土台がしっかりしていないうちに焦って就職活動をはじめてしまうと、たとえ就職が出来たとしても長続きしません。

例えばパソコンスキルなどの魅力的なものがあったとしても、それを活かせる土台がないとスキルは輝かないのです。


自分らしく働くためにも、まずは不安なことを一緒に考えながら、働くための土台作りを一緒に始めていきましょう!

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■土台づくりを支える様々なプログラム


・セルフモニタリングトレーニング(個々の課題へ取り組み)

・グループワーク(コミュニケーションやグループで行うサークル活動など)

・フィジカルトレーニング(基礎体力の向上・汗をかく運動習慣)

・スタッフとの面談


クロスフェードでは、様々なプログラムを通じて「働く準備」を支えています。

スタッフは医師をはじめ、看護師、作業療法士、精神保健福祉士といった専門家が就労への「土台づくり」をサポートしています。

ご利用については医師、またはリハビリスタッフまでお問合せください。

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