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リワークプログラム(復職支援)

リワークプログラムについてよくあるご質問

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■リワークプログラム(復職支援)とは


うつ病などで仕事を休職した方が復職に向けてリハビリを受けることができる通所施設に「リワークプログラム」=「復職支援」があります。

リワークとは、「return to work」の造語で、復職支援を指す言葉ですが、広義の意味では、仕事に戻ること(復職、転職、再就職等)も指すことがあります。

プログラムは主にメンタルクリニックなどの医療機関をはじめ、精神保健福祉センター、就労移行支援事業所などの福祉施設で実施されています。休職されている方々が、復職と再発防止の為の、リハビリテーションを指します。

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■リワークは毎日参加する


リワークは疑似職場でもあり、会社に出社する代わりにリワーク施設に通所するイメージです。

最初は通所回数は少なくても良いですが、段階的に通所日数を増やして最終的に週5日通うことは必要となります。

復職時、会社が復職可能か判断する際に”リワークに週5日通えている”ことも復職の可否を左右する場合もあります。

近年では、テレワークの普及などもありますが、会社によっては”週5日、きちんと出社できることが前提でのテレワーク”と考えている会社や”復職直後はテレワークを認めない”という会社もあり、「いつでも出社できる」「週5日通勤できる」ことは、復職時に必要な条件となります。



■リワークの平均利用期間は


リワークプログラムの平均利用期間は3~7ヵ月程度と言われています。

休職期限(就業規則でそれ以上休むと退職になる場合等)が迫っている場合は、短期間利用を可能としている施設もあります。

※柏メンタルクリニックでの平均利用期間は4~6ヵ月になります。

 利用される方によって状態は異なる為、その期間より短い方もいますし、長くなるかたもいらっしゃいます。

 また、短期利用を希望される方のご相談も可能です。



■リワークの費用は


医療機関でのリワークは治療の一環として行うリハビリテーションの為、医療費がかかります。

利用料金については、「自立支援医療制度」の対象になり、自己負担額は1割負担になります。


1回の利用(デイケア6時間)で約820円/日になります。自立支援医療制度の上限額の対象となる為、月々のご負担は定額になります。

※自立支援医療制度については以下のリンクをご参照ください)


【自立支援医療制度を使って通院費を軽減しよう】

https://www.kashiwa-mental.com/guide/view/129


・施設までの交通費は自己負担になります。
・昼食については、施設によって異なります。
※柏メンタルクリニックのリワークでは食事、栄養管理も含めてのリハビリテーションとして捉え、

 クリニック内で提供しています。1回のデイケア参加費約820円は昼食提供も含まれており、昼食代の自己負担はありません。

■リワークの対象者は


リワークの対象者はうつ病や双極性障害、適応障害等で、会社を休職している状態の方が対象となります。
施設によっては退職している状態の方を休職者と一緒に受け入れている施設もあります。

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■柏メンタルクリニックのリワークについて


最後に、当院でのリワークプログラムについてご案内します。


当院では復職に向けた「リワークプログラム」を行っています。

2007年から地域で先駆けてリワークプログラムを開始しました。今まで多くの方が、当院のリワークプログラムを経て、復職されています。


当院のリワークプログラムをは医療機関で行なっており、「医療リワーク」に該当します。

医療機関で治療の一環としてリハビリテーションを提供しており、精神科医の元、国家資格をもった医療職種がリハビリテーションにあたっています。

職種としては、看護師、作業療法士、公認心理士、精神保健福祉士が複数名在籍し、日々のリハビリテーションを行なっています。


職場復帰・社会復帰することに自信を持てるように、スタッフ一同サポートしておりますので、利用を検討されている方、希望されている方はお気軽に主治医または、リハビリ総合受付までご相談ください。

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